不動産は節税要素
相続税対策で重要な考え方は、不動産は節税要素ということです。
1億円の現金と、1億円を不動産にした場合の相続税は、状況により大きく変わってきます。
その点を利用して、資産防衛や収益事業化、節税対策などに活用してゆきます。
評価が下がる土地
土地について、以下の要素があれば、評価を下げることができて節税につながることがあります。
- 広大地
- 農地
- 間口がせまい
- 奥行きがない
- 日照阻害
- 冠水の危険がある
- 接道が細い・道がない
- がけ地
- 高低差がある
- 地盤に甚だしい凹凸
- 旗竿地
- 前面道路が高速道路や線路
- 都市計画道路
- 庭内神祠・埋蔵文化物がある
- 土壌汚染
- 高圧線下
- 工場などがあって騒音・振動がある
- ごみ等焼却場付近
- 墓地・火葬場付近
- 臭気・忌みなど
などなどが評価減額の対象となり、正しく評価することにより節税につながります。
不動産は、遺産分割対策にも活用可能
また、不動産は、遺産分割対策にも活用出来ます。
各種の法人を設立して事業化し、法人の所有にすれば、遺産分割対策、相続税の納税対策、節税対策など、さまざまな活用方法があります。
心理的抵抗がないようでしたら、ぜひともご検討いただいても良いと思います。
ただし詳細は個別事案によって変わりますので、可能な資料をご準備の上、一度ご相談いただければと思っております。